「情人梅」(杏の砂糖漬け)…消費者をなめているとしか思えない仕事ぶり。

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◆ まぁ、珍妙、奇抜、奇妙、奇天烈、斬新至極な 【日本語表示】
タイでもいろいろ見ましたが、

こうも「何連発も一気に!満載」している商品は さすがに珍しいのではないか
と思い、スキャンして みました。

『どうせ オマエら★も 読めないんだろ?!』というような
消費者をなめきった台詞が聞こえてきそうな袋です。

中身自体は美味しいんですけどね、残念です。
何が残念?あはは……


《[写真]をクリックすると大きくなります。》

◆ どこから行こうかな?
先ずは大きいリンゴ(?リンゴではないはず)型の絵のヘタの辺りに、
【★こざかないっぱい おいしさたっぷ(り)】
これ、アンズの砂糖漬けですから、まさか「小魚」は……
一匹だって はいらない はいらない。

同類では、学内のスーパーに
かつおだし」と書いてある氷砂糖が並んでいます。
いや、ちゃんと結晶した、普通~の氷砂糖ですから、
かつおだし」のはずはないのですが
こういう、不気味で【いい加減な仕事ぶり】の会社の商品を率先して買う勇気がないので
かつおだし」じゃないほうの会社の氷砂糖を 僕は贔屓にしています。

◆ 次、右端の赤い文字。
大自然の★ちかちか入つた水と 健康な土の栄養を蓄えた】とありますね。

いいですねえ、これ。
大自然」が「水」に「ちかちか」はいるんですよ?
これからは、
海や湖水の水面がきらきらしているのを見たら、
『おお!大自然が ちかちか 入っていってるぞ……』と思おうと思います。

しかも はい「★つ」てしまうんですから、どこか「老舗の風格」さえ感じます。

多分、OCRが「ちからが(力が)」を誤読したんだろうと思います。
なるほど、確かに似ているよ……「ちからが」と「ちかちか」。
(でも、その原文より「ちかちか入る」の勝ちだな、やっぱり。すばらしい響きだ。)


◆ その左横の黒い短冊形の部分。
【香みそ味體現ワ 100%超爽享受】

ふつうの砂糖漬けですから、「みそ味」のワケがない。
「體現ワ」??意味不明??
「100%」の横倒しは、日本にもありますか?

「超爽享受」は明らかに日本語からの引用ではなさそうですよね。

よく見ると「體」の漢字の「骨」の上の中の部分が、どうも左に折れている
(日本の字は横、縦と2画で書いて右に折れますよね)…ようですから
コレはどうも、日本ではなく、
香港か?、台湾か?、その辺りの「繁体字」文化圏の「変な日本語」からの
《孫引き》ではないかと思われます。

◆ いよいよ左端。
【健康を維持する うえご重要なミネヲルを多く 含んごいます】

この、「行の区切り方」が もう既にヘンですけれども、
まぁ、ひょっとすると 日本にもあるカモ??知れません。

それより、マチガイ探し。
うっかりすると「ちゃんと」読んでしまいそうな小さい字ですが、
3ヶ所、見つかりましたか?

《蛇足?》
真ん中の四角の中の【さわやかな香 梅子】。
中国「語」のことになりますので、MASAKA……とは思うのですが、

中国語では、アンズ(杏子)のことを、
「梅子」とか「香梅子」とも……言うのでしょうか?言わないのでしょうか?

それともコレ(「情人梅」)は もともと梅なのか??
(原料のところには「杏子」と書いてありますね)