3月30日ですねぇ……。「フランシーヌの場合」覚えてますか?


3月30日ですねぇ……。「フランシーヌの場合」覚えてますか?

音楽の力と言うんでしょうか、僕は 妙~に 覚えています。
3月1日の「ビキニデー」も良い曲に巡り会っていれば、
みんなの心に生き続けたのかもしれませんが、
「国策の力」と言うんでしょうか、おそらく若者の頭からは
キレイサッパリ抜け落ちているんでしょうねぇ。

◆ おーい タカ君、世界で初めての水爆実験ってどんなだったか知ってるかい?
アメリカが(←僕が思うに、ここが何より重要!)やってのけたんだぜ、
たくさんの(白人以外の)人間を動物実験並みに傷つけてさ……。

焼津の第五福竜丸だって、
当時アメリカが勝手に通告してきた「危険水域」の「外」で操業していて死の灰を浴びたという話だ。

僕が初めて第五福竜丸を見たのは、
東京の「夢の島」というゴミ捨て場にぽつんと打ち捨てられていた姿だった。
(「ゴミ」としてだぜ、「ゴミ」として。歴史の生き証人をだ。この国はホントに……)

何しろ「ゴミ」なので、
柵もなーんにも無いもんだから、僕たち一行は甲板に上がってみた。
学生服の健さんも甲板に上がってみて、
『まさに この(!)甲板に死の灰が降って、
乗組員たちが生死の境をさまよわされたんだと思うと
そのやり口の理不尽さ、無慈悲さ、恐ろしさに
ぶるぶるっと震えてしまった記憶がある。

はっきりと言っとくが、僕はアメリカとアメリカ人は大嫌いだ!
無慈悲に殺しまくりながらいっこうに謝らないからだ。
アメリカ人一般に罪はない」と思うか?
いや。大ありだよ。
自衛隊イラク空爆に荷担している限りは、
日本人全体が人殺しだ。

◆ ……それから、被爆したのは日本人だけではないからね!ねんのため。
(↑ここも ものすごく当たり前に重要。
というのも、
まるで第五福竜丸だけが被爆したかのように言う自称「平和活動家」がいたりするから
騙されるなよナ)


日本語教員物語余録


 ♪ フランシーヌの場合は あまりにもおばかさん
      フランシーヌの場合は あまりにもさびしい
      三月三十日の日曜日 パリの朝に燃えたいのちひとつ
      フランシーヌ

 ♪ 本当のことを云ったら おりこうになれない
本当のことを云ったら あまりにも悲しい
      三月三十日の日曜日 パリの朝に燃えた命ひとつ
      フランシーヌ

 ♪ 一人ぼっちの世界に 残された言葉が
      一人ぼっちの世界に いつまでもささやく
      三月三十日の日曜日 パリの朝に燃えた命ひとつ
      フランシーヌ

 ♪ フランシーヌの場合は 私にもわかるわ
      フランシーヌの場合は あまりにもさびしい
      三月三十日の日曜日
      パリの朝に燃えた命ひとつ
      フランシーヌ




ではまた……。再見!