僕の部屋。玄関開けたら幼稚園。

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僕の部屋。玄関開けたら幼稚園。

日本語教員物語余録

◆ 一昨日、日本で暮らしているつれあいが膝を負傷した。
幼稚園の先生なので子どもたちのテンションになって
「大はしゃぎ」していたに違いない。
コンクリートの山を下りる時、
すぐ下に来ていた子供をかばって無理な姿勢で着地したんだという。

……これまで いろいろな方の怪我を横目で見てきたが、

関節と心は 元に戻らない 健


絶対に無理をせずに 大事を取るべきだ!
……と思うが、後は彼女の判断一つ。
本人も 判っているとは思うのだが……。


◆ 上饒(シャンラオ)の空は、今日もまた 明るい乳白色~!

そうそう。
今日、電気釜(60元、健さんレート600バーツ、まあまあダネ)を買いにでて、
大発見をしてしまった
上饒(シャンラオ)の空は、ぐるーっと360度見渡しても
どの辺りに太陽があるのか、ホントウニ定かでない という発見だ。

その結果どういう事になっているのかというと
すべてのものに影というものが無い のだ……。
いや、これホントほんと。
ふしぎな感覚だよ。
日本でのどこか薄暗いまでの曇り空とは異なり、
【明るいのに影が無い】んですわ。

どこかのSF小説の「ドーム天井」の世界のようでね。

目をつぶっていても どの角度から太陽が射してきているのか判るタイの日差しが懐かしい。

ところで、
◆ じつは、僕の宿舎は幼稚園と共存している。
一階の部屋なので、
出勤の度に 玄関を出るとこうした光景が目に入ってくるわけだ。

※ ここの幼稚園の最大の特徴
……【やたらと並ばせる】
並んだままでじっといい子でいることを躾けているとしか思えないきらいがある。
(勿論、じっとしていないのが数人必ず目に入る……あはは)

二人の先生が組になって、50人ほどずつを見ているようだ。

※ここの幼稚園の先生たちの特徴。
……【態度が、ちょっとこわい】
【ほとんど笑顔を見せない】
【子供を手荒に扱う(ほとんど「突き飛ばす」勢い)】

無論、子どもたちは無邪気そのもので、すこぶる明るく
泣いたり笑ったり騒いだりしている。

※ 子どもたちの最大の特徴
【みんな、一丁前に中国語(ただし上饒語らしい)を話している!】
「ヲー マーマ (僕のママはね)……」とか、話しかけてくれる子もいるが
残念ながら肝心の後半が判らない。あはは~。

◆ 子供で思い出したが、
そもそも、何が一番のカルチャーショックかというと
何から何まで「すべて漢字」で書かれているというのが、オカシイ。
町を歩くと、今でもついつい、妙に笑いがこみ上げてくる。

なんだか「 無理に 漢字を使っている」ようで、オカシイ気がするのだ。

その中でも、
子供たちのアニメ本まで漢字だらけなのが妙に不思議な違和感を醸し出す。
「聡明一休」←これはまだ判る。一休さんだ。
「小新」←クレヨンしんちゃん
机器猫」←ドラエモン。
「奥特曼大全」←ウルトラマン百科。
2歳くらいのよちよち歩きの子供が持っている風船にも
小難しげな漢字だらけのアニメのロゴが「漢字」で書いてある。
おいおい、ルビぐらい振ってやれよな~、てな気分。

千と千尋の神隠し」で彼ら親子が紛れ込んだ町のような気分といってもいい。


◆ 幼稚園の遊具はなかなか面白い。トランポリンがいいな……。
子供にとっては十分な大きさだし。
よく躾けられていて、たくさん乗りすぎないように 列を作って待っている。
(このあたり、中国の大人たちは見習って貰いたいね)
今日辺り、帰宅時にでも、ちょっと乗ってみよう。

冬のプールは、
(子供が散らばらないためには)格好の園庭の一部。

◆ きょうの「初物」。
昼食の屋台で、いつも横目で見ていた灰褐色のゆで卵、
これが実は
ヒルの有精卵の孵化直前のもの(雛)のゆで卵だった。
羽毛は捨てるらしいので、ちょっとめんどくさかったが、
カラシのタレをつけて食べると柔らかい食感で、なかなか美味しかった。

こっちへ来てから、もう いろんなものを食べたよ。
鳩とかネ。
犬はタイで食べた奴より数倍、牛肉並みに美味しかった。
食用に品種改良されているのかな?と思うくらい。
ペットとして血統書付きの犬を飼いながら、
同じ庭の一角で食用犬を飼育しているという
わかるようで判りかねる不思議な感覚も……。

ではまた………。再見!

※上饒(シャンラオ)版「ウオーリーを探せ!」
「寿し徳」さんの湯飲み茶碗、ちゃんと江西省の部屋まで来てまっせ~!!