再入国後 第一報！ 【無血クーデター】とは呼ばすまい……
【報国タクシー】その後
前回の記事：→ http://blogs.yahoo.co.jp/sanukmark/41978272.html?p=1&pm=c
［写真］は、現場に残されていた遺書とみられる文書
※ 僕は、
この人が「軍人」にではなく、「戦車」に突っ込んで抗議しようとした
その一点を取ってみても、
その思いの真実性、志の高さを信ずる者の一人だ。
かけがえの無い 惜しい同志を失ってしまってもなお 黙して鳴りを潜めている、
言葉少なな 自称「民主主義者」たちは 何を思っているのだろうか。
牧場物語余録
◆ 戦車に激突のタクシー運転手､歩道橋で首つり自殺
2006/11/ 1 (15:52)｜ 写真ニュース 社会
http://www.newsclip.be/news/20061101_007513.html
【タイ】
９月末に戦車に車ごと激突し重傷を負ったタクシー運転手の男性(60)が
31日夜､バンコク都内の歩道橋で首をつって死亡しているのがみつかった｡
自殺とみられている｡
遺体近くに残されていた遺書とみられる文書には､
元･民主主義のために命を捧げるタクシー運転手｡
(激突事件の際)主義主張がそんなにある人はいない､と発言した警察報道官に抗議する
などと書かれていた｡
家族によると､男性は最近退院し､
31日は通院のため朝に家を出て､そのまま行方がわからなくなっていた｡
男性は９月３０日早朝､車体に黒いスプレーで
民主主義のために命を捧げる
などと大書したタクシーで､都内で警備中の戦車に突っ込み､アバラ骨を４本折るなどした｡
戦車に被害はなかった｡
◆ クーデターに抗議､１００人以上が都内集会
2006/11/ 2 (03:20)｜ 社会
http://www.newsclip.be/news/20061102_007521.html
【タイ】
クーデターに抗議する市民１００人以上が１日､バンコク都内の王宮前広場で集会を行った｡
集会参加者は､
(クーデターに抗議し自殺した) 勇敢なタクシー運転手をしのぶ などと書かれたプラカードを掲げ､
軍は法と憲法を破り､民主主義を破壊した と非難した｡
軍部は､強制排除などを行わず､黙認した形｡
◆ 首相､抗議自殺の運転手未亡人に面会
2006/11/ 2 (19:58)｜ 政治
http://www.newsclip.be/news/20061102_007543.html
【タイ】
スラユット首相は2日､クーデターに抗議し自殺したタクシー運転手の妻と15分ほど面会し､遺族への援助と早期の民政移管を約束した｡
事件をきっかけに反軍政の動きが強まることを懸念し､先手を打ったもよう｡
【以下 、私信 ↓↓↓ 】
◆ 国内線の飛行機を使わず タイ国内は千円ちょっとで済ませるという けちけち旅程のため、
自宅を出てから 丸々24時間かかりましたが、バスを乗り継ぎ乗り継ぎ……、
４日の早朝 一応無事にノンルアまで辿り着きました。
◆ 貧乏人が誰でも病院に行けるという明らかに「優れた制度」を、
これを実現したタクシン政権もろとも 無かったことにしてしまったクーデター政権からも
「金のないヤツは帰ってくれ！」とまでは言われず、
国外退去にもならず、
めでたし めでたし。
※ スワンナプーン新空港の感想
……個々の乗客にとってのメリットというのは皆無なのではあるまいか？
広すぎるのか、ちょっと歩かせ過ぎ？
明らかにトイレが少ない。
しかも看板目当てに辿り着いてみたら女性用だけで、男性用は今来た道のはるか彼方の逆方向にあったりして……。
方向指示の表示も全般的に少なく「未整備」で、わかりにくい。
「人の流れ」について行ってみなかったら、独力では迷子になったこと確実！
職員たちも 連日いやと言うほど同じような質問をされているのでは なかろうか。
また、
東北方面への国内バスターミナルへの接続は、距離的にも 断然 旧空港のほうが良かった。
…… 一日も早く必要な掲示物などが揃い、
地下鉄なりナンなりの高速接続経路が完成するよう祈ります。
◆ ４日は恒例の地域対抗「競艇」合戦。
（船の良し悪しがすべてを決するけど、みんな大まじめで力漕！）
５日は本番「ロイカトーン（灯籠流し）」
チェンライあたりから流れてきた風習の「熱気球」もかなりの数 あげられていました。
頭の真上で炸裂する大輪の花火！
（あぶない！こんなに近くで揚げていいのかと言うぐらいの至近距離）
去年 娘らしさを美しく披露してくれたプクちゃんは、
今年はコンケンで働いていて 姿が見えませんでした。
その代わり、どんどんお姉さんになってきているチョムや、
チョーイや、チョンプーちゃんらがほぼ一日がかりでめかし込んで 行列に参加しました。
（写真は未整理のため、後ほど また……）
一時帰国中も覗きに来てくださった方々、どうもありがとう。
パソコンの復調はまだ完了していないのですが、
先ずは、帰国 第一報でした。
