仏教 ……知ったかぶり

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仏教 知ったかぶり

牧場物語余録
◆ 専門学校の「夏?」休み中 プーケットまで長期の出稼ぎに出ていたエムが
帰ってきました。元気そうだし、
きっと自信が付いたんでしょうね、
以前に比べて「すっきりと立っている」気がします。
(写真はまた、そのうちそのうち……)

◆ オーイの店は順調だし、
「疲れる 疲れる」と言いながら、
本当に朝早くから子どもたちまで巻き込んで 下ごしらえしている
オーイの顔つきにも 笑顔が戻ってきています。
良かった良かった。

働くということは、本来、大切な人権なんだ ということを
思い出させてくれるような、みんなの誇らしい笑顔です。


ベトナムのお坊さんは結婚しないのか? という話題が
603さんのブログにあったので、
またまたしゃしゃり出て 書き込みさせていただきました。
http://blog.goo.ne.jp/k-603/m/200606

で、またもや、そこから 再掲します。
あはは、お手軽~。
これはどこのブログなんじゃ?


タイの僧は女性の衣服にすら決して触れません (健)

◆ 日本の僧侶たちを見てきた者には「意外」に見えてしまいますが、
タイの僧侶も結婚しません。
それどころか、女性の体の一部だろうと、
衣類の襞だろうと触れることは決してありません。
◆ もしも偶然にせよ触れてしまうと、
永年の修行がゼロになってしまう ということになっていますから、
街を歩くときにも、バスに乗ったりするときにも、
女性たちの方が気をつかって、あまり近づきすぎないように
ちょっと移動したりします。
◆ お寺の法要などで女性から何かを受け取るときにも、
それ専用の布を敷いて載せてもらってから取り込むことで
「間接的であること」を様式化していますし、
祝福の木綿糸を手首に巻いて結んでくださるときなどにも、
男性には指先で軽く念をすり込むかのような動作をしますが、
女性には決して触れることなく、
たいていは結びもせず腕に垂らすだけだったりします。

◆ 日本でも、昔は 性欲の抑制 尊い修行の一環として認識されていたようで、
宇治拾遺物語』の記事に、
修行のために陰茎を自ら切り取った と称する怪しい坊さんの股をさすってみたら勃起してきてみんなで大笑いした話とか、

「一生不犯(ふぼん)の鐘」を撞く 役目に抜擢された坊さんが 大舞台で妙にためらってなかなか撞かないのでわけを尋ねてみたところ、
「かはつるみ(オナニー)は大丈夫でしょうか?」と言う、
よくするのか?と更に訊ねたら「ゆうべもちょっと……」と言って、
バカにされ逃げ帰った話とかがあります。

◆ 現代の日本では僧侶も結婚して子供がいると話すと、
タイ人は驚きあきれて、
「日本ではそれでも本当にお坊さんなのか?」と問うてきますよ。
宗教的には、多分、日本のほうが変わり種なのでしょう。

◆ とは言え、(↓↓↓ コレはベトナムでの話)
日本語教室に通ったり、女性にプレゼントしたりするお坊さんの話も、
タイではあまり無さそうな気がしますが、
この点は定かではありません。

◆ なお、現在のタイの、
「法律」に基づく「国家仏教」では女性の出家を認めておらず、
法的には「尼さん」が存在しません。
お寺で修行する女性もいるのですが、黄色い僧衣を着ることを許されず、
白い衣装を纏っています。

◆ 現在の日本や欧米の方が「進歩?的」かどうか
一概に言うつもりはありませんが、
王様への尊敬ぶりなどを見ても、
タイが「古い体質」を堅持することで安定し、まとまりを得ている国家である
ことは間違いない気がしますね。