JR尼崎事故。 9条2項。


JR尼崎事故。
↑↑その後どうですか?特に犠牲者数。

※ 日本を離れてもうすぐ5ヶ月。こうなると、
少し知っていた話題のあれこれが、
その後どのように終結させられていったのか、
また新たに判明した事件のあれやこれやが
現在 どのように語られているのか、
……そういったことがらが、
まさに《雲を掴む》ような感じにまで遠のいてしまう。

 少し古い資料なのだが、
国による不当労働行為、大量解雇に反対して戦い続けている
『がんこもんニュース』82号(国労小倉地区闘争団日豊オルグ班2005.10.15発行)に
次のような記事が載っていた。

  国労本部は 高見運転士を除く『106人の犠牲者』への『慰霊碑カンパ』なるものを会社と一体となって国労組合員に強制している。高見運転士は事故の犠牲者ではないのか!」

 おいおい、 運転士は《慰霊》の対象ですらない というのは、……正気の沙汰なのか?
 かつて報道されていた彼の日常業務から考えると、
例えば仮に、彼が突発的に心神喪失状態か何かで「意図的」に自爆事故を起こしたのだとしてさえ、
彼はれっきとした慰霊の対象ではないのかなぁ。

 彼をそういう状態にまで追い込んだ、(国家がこういうヤクザな会社に国鉄を売り飛ばした)や JR西日本 という会社自体の労務管理、安全軽視体質にこそ根本的な責任があるのではなかろうかと、僕などはそう考えるのだが。

 高見運転士への処遇、
例えば会社からの労務災害扱いだとか、
「退職」金、年金だとか、
生命保険がおりるとか おりないとか、ご存じの方があれば教えていただきたい。

運転士は君だ 死んでくれた君だ


◆ 別件。
  憲法改正の投票ページが
 ↓↓ この国の未来を教えてくれている。

 http://www.magazine9.jp/index0.php

  《 わっはっは金輪際の少数派 》
……とか何とか詠んでは来たが、
自分が この国で
まさかこれほどまで圧倒的な少数者であるとは、実は思ってもいなかったのだ。

日本国憲法』第九条【戦争放棄、軍備及び交戦権の否認】
1 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、
陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
国の交戦権は、これを認めない。


「9条2項」支持派の僕は、ココで言うト屬任△襦
 そうか、このページにアクセスする者の中ですら
「9条2項」支持派は5%未満 なのか……。
護憲派は3% 塵芥 》

  θ屬痢∈の自衛隊を「国土警備隊」などに「改組」して ……などというのは
歴代自民党政府がやってきた《解釈?改憲》の延長線上のものに他ならず、
それは本質的に 憲法9条2項を否定する 思想なのであって、
そうであるにもかかわらず現行憲法9条2項を《変えない》などという
そんな 羊頭狗肉、真っ赤なウソ論理 は、法治国家として採るべきではない。
それならそれで、きちんとソウイウ憲法に書き換えるべきなのだ。
(もっとも、彼らも多数派ではない。)

   岾こ闇品次彷 ◆峽崖般酳釮掘彷
の多数派が こうも大勢いるのであれば、法治国家として、改憲当然の帰結であり、
僕は個人としても その、小泉君の「改憲」に賛成しようではないか。
改憲に反対なんかするものか 》である。
……それにしても、
この多数派の諸君は、 沖縄県民史 を何だと思っているのだろうか?

 まあ、いずれにしても、この多数派は、
もはや 近い将来何があっても、
「われわれは騙されていた!」と言う権利 などあり得まい。
ちょっと、言いそうな気もするが……。