お葬式 (1)

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お葬式 (1)

◆ 1~3枚目。 焼き窯棟。
全景と、窯の正面と、裏の空気取り入れ口。

この建物自体が、言わば 大きな七輪のような構造になっていて、
裏に回ると 空気取り入れ口 兼「小さめの骨灰」掻きだし口となっている。
このトタンの真上で炭火による火葬が行われる。

◆ 4枚目。葬儀当日、飾られた《焼き窯》の横でポーズを取る子どもたち。
子どもたちの前にあるのは、僧侶に差し上げられる「仏法儀礼用の布(黄色が仏法の色)」と、
参列者各人に手渡され、死者に手向けられる「木ぎれ」と線香・ろうそくセット、
及び 鳴らされ続ける「爆竹(多分)」。


◆ 5枚目が、その「木ぎれ」なるもの。
木へぎと紙で出来ている。
ちょっぴり発火用の火薬が付いていて「様式化」されている。

◆ 重大なことを書き漏らしておりました。
この焼き窯棟は、 村の中心施である 《お寺》 の一隅にあります。

都会では疎遠になりつつあるという 《お寺》と人々の暮らしとが
ノンルア村では、まだまだ歴然と
確かな結びつきを示しているわけです。

早い話が、「寺子屋」教育の歴史を受け継ぐ「保育園」は
ほとんど無償に近い形で《お寺》内の建物で毎日行われており、
毎日の買い物は《お寺》の境内に常設されている市場で……
といったぐあいです