チェンライの焼き物職人夫婦

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◆ 手回し「ろくろ」。
◆ 小さな作業小屋に左右対称に鏡像のように座り、
僕の中の「タイ人像」を覆し、ラジオも付けず、静寂の中で
ひょっとすると聾者か?と思うくらい ただ黙々と
同じ大きさの水瓶を作り続ける夫婦でした。
ノンルアへ帰る早朝夜明け前、
薄闇の中に、差し渡し3メートルほどの小さな窯の
薪の炎がめらめらと燃えていました。
◆ 二人が主に作るのは、朱泥を塗った素焼きの壺で、
これに水を入れておくと、しみ出る水がどんどん気化熱を奪い
ひんやり美味しい水が飲める、魔法のような壺なのです。
◆ ほらほら、千晴さん、この彼氏も左利き!
……絶対に多いんだってば~。