祖父母も 出家後はエー君に合掌礼拝。彼は もはや「孫」ではない のだな。

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◆ 明日からいよいよ仕事です。
取り立てて 決まった用事があるわけでもないのだけれど、
なんとなく気ぜわしいので ブログの更新はゆっくり目で……。

◆ 《出家行事の流れ》
おもしろく覗いてきました。

なるほど……。

1枚目は断髪式の写真。先ずは実父(オーイと離婚した元「夫」)から順にハサミを入れてゆく

(このお父さん、終始 大活躍でした~!実子の出家が よっぽど嬉しかったんでしょうね)

……その後、お寺では……
(以下は観察した健さんの「勝手な解釈」です間違っていたらごめんね)

先ずは出家を「願い出」て 「赦され」ると、
家族も断腸の思いで「受け入れ」、
まるであの世へ旅立つ時と同様に「旅支度」を調えてやり、
最後の一夜を 家族も共にお寺で眠り、(僕も寝ました)

翌 未明の 送り出し行事では、(2,3枚目の[写真])

エー君は 親類縁者に取りすがられてもモノともせず
★地上を離れ、仏陀の御座まで一気に駆けのぼる……

(明けやらぬ頃、黄色い僧衣に着替えたエー君は 友人に「肩車」されて 一気に階段を駆け登り、
家族はその僧衣にすがりつきながら跡を追う)

※ ちなみに、エー君の側近の如く 付き従っている「チェックのシャツ」が……
はい、「お父さん」です。

彼は、(終始!)一人ぽつねんと 家族たちの席とは離れて窓際に座っていて、
いざとなると サッと出てきて「大活躍!」するのでした。
多分 今回の出家費用も並々でなく出しているのだろうに、
(どこか「きちんと分別を付けるエー君」のことでもあり、)
タイ人とは思えぬほどに かなり「遠慮」がちで、気の毒といえば気の毒な光景でした。

「次男ペム君」は(エー君よりも)日常的に行き来が多いから
(と言うか、「父」の あの はしっこく立ち回る姿は ペム君ソノモノ!多分 気も合うんでしょう)
2年後の「ペム君の出家」では もっと大胆に登場するのかも知れません。


本堂の巨大な仏像の眼下で あらためて入門を許され、受戒するや、
彼らはもう 普通の意味での人間ではなくなる……。

一人 二人(コン)ではなく、ひと柱 ふた柱(ループ)と数えられる、敬うべき《修行★僧》となるわけだ。
夜の明け始めた本堂から出て階段を下りる際には、
家族たちは かつての「子」らに★跪いて、サイバーツ(お布施)をするし、(初めての「托鉢」か?)
その後 本堂を出て以降は、
タイの仏法教義に従い、母親と言えども 「女性」は彼らの僧衣に触れることもできなくなり、
何かを直接手渡すこともできなくなる。


一番「典型」的なのが4枚目。祖父母や父母たちが

《エー君を含む「仏法僧」の三宝》を拝んでいる


右手 手前の祖父母やおばさんたちが「合掌」して拝んでいる対象は、
講堂の 一段(50㎝ほど)高いところに座るようになったエー君たち 新出家者たち。

少し前の方に居る 濃いピンクの服の女性の頭のあたりに小さく見えている
一番右手の《黄色い僧形》がエー君。
(この[写真]は クリックすると かなりデカクなります)

エー君たちは、もはや 俗人たちの合掌礼拝に対しては 合掌(ワイ)をして応えることもしないで
平然と座っているだけ。

エー君は もはや 俗界のモノではないのだ。