【情けは人のためならず】 …つくづくと、真実だと思う。(日本人だなぁ…)

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日本人ごろん 甘えたがっている      健


良くも悪くも、「甘え」は 「甘え」。
まぁ、そうなんだけどさ……。

『甘えたって いいじゃないか』 「と」
(「…とも」ではなく。「…と!」)、

『甘えたって いいじゃないか』…と、
思うんだよなぁ、ぼくは。

人間 いくつになっても 寂しいんだもん。
老い先 短く なれば なるほど
『甘えたって いいじゃないか』 だ。


◆『やっぱり(意外と!)日本人なんだなぁ、ぼくも…… 』
な~んて、思ってしまう、【中国在住体験】中の「読書傾向」。

気がつくと、
やたら、
じ~んと来て、なおかつ『ほっ』と させられる本ばかりを読み進めている。

……というか、
そういう本しか 読む気になれない という心理状態というものが
生じている
わけだ。

◆ コレなんか、
近年めずらしく、
【古本】ではなく、第3巻目が出たのを知って、
早速 新刊本で購入してしまったヨ。
第4巻が出たら教えて欲しいもんだ。もちろん新刊で すぐ買うぞ!
(とは言うものの これまでは 年に一冊ずつのペース。2009年刊行か?)

◆ この話、
関係者が 次から次へと
やりきれないような もの哀しい死に方、去り方をするのだが、

残された者たちへの まなざしが 実に暖かく
…また当人達も健気で健気で…。
涙、ちょちょぎれ。

イヤ~、おりきさん、いつまでも達者でいて欲しい……。

何人もの好漢から 同時に(命懸けで)惚れ込まれつつも
自身が想う男とは いつも すれ違い……。
おまけに とうとう、今回は
火事で
彼女の「立場茶屋」が半分焼け落ちてしまった。

情けは人のためならず

いや、いや。今度は きっと良いことがあるさ。

如月さん、帰って来てやっておくれよ~。
(どうせまた 哀しい再会になるんだろうか……)